サラリーマン夜話

日本のサラリーマンの為に

平成27年4月7日
私、安芸昇は、父母と伯父 安芸恒夫(平成25年7月11日没)の自宅に訪問した。
その際、書斎で見つけた『サラリーマン夜話』というファイルに目を奪われた。

伯父の、考えを少しでも確認したいといった意欲が私には確実にあり、このファイルを借りる事をお願いした。

ファイルは、■サラリーマン夜話(1~98)と■サラリーマン余話(1条~30条)に分かれており、伯父が日本のサラリーマンの為にまとめたものなのか、自身の考えの整理の為にまとめたものなのかは分からないですが、私自身、伯父のこれらの考えに共感する事がこれまでの人生において多く、またこういった事を”安芸節”として、感謝の言葉を先輩方より耳にする機会が多くあった事により、この内容について、人生の多少なり共、役にたてればと考えて作業をすすめました。

しかしながら、実際にはこれがメモ的な存在であるため、解読するのに時間がかかり、私の父 安芸雅敏に力を借りました。
今回は、サラリーマン夜話(1話~98話)の内(1話~37話)までを取りまとめました。   令和元年6月24日

安芸恒夫ファイル

サラリーマン夜話(1~37)サラリーマン余話(1条~30条)
■1話 人事の要諦


会社の利益と個人の利益との中間に在り。


■2話 仕事の鬼は駄目


家庭が治められないで、どうして会社が治められるリクリェーションが利かないので長く持たない。
人に強制しても価値観が違えば、何にもならない。
子供(若い学生)で人が遊んでいる時に勉強して、点取虫になっても何にもならず、人は篤敬(とっけい)しない。



■3話 80%~60%の力で毎日を過ごせそれが貴方の力だ。


100km/h走れる車は50kmで運転して安心でいざという時に99%だせば人はむしろ過信さえしてくれる。



■4話 2つ上を見て過せ


直属の上司のその又上をみてその人がどう考えるかを考えて物事をなせ。



■5話 自分の流儀を確立せよ


他は参考にしなければならない。統計と同じ、統計は大変参考になるので必要で参考にせねばならないが、
そのまま適用は危険である。



■6話 部下にまかせよ


貴方でないとできない事のみ成せ。
人間の賢さは。生まれつきで経験知識でない。
唯一の欠点が若すぎるという事は、実はその人は直ぐにできるという事である。



■7話 最上の教育


部下の教育は、少し重い任務を与えて。
それを見守り、必要な時のみアドバイスする。
本人に力があればどんどん伸びる。そこで能力一杯迄、どんどん上位の仕事を与える。
これが最上の教育。



■8話 学生時代や新入時代 


若き日の利益得失の関係なき日の思い込みは、相手がいくら偉くなっても、落目(おちめ)でも、
変わる事はない。そしてそれは殆ど正しい。



■9話 世間は結局ガキ大将が勝ち、がり勉が負け。自主鈍行が勝ち。熟早成が負ける。



■10話 他社に行って部下の噂


貴方の所に私の同級生○○が居るがどうしているか?と聞かれたら、その部下は優秀である。
同級生から消息を聞かれない者は大した部下ではない。



■11話 そこに無くてはならぬ人になれ


人の嫌がる仕事をやれ
その人が来ると仲間が喜ぶ人間になれ
共に悪い事のできる人を友に選ぶ
仕事があっても共に酒をのみ、翌日上司に叱られても、その人間の仲間の点数は上がる程問題だが。



■12話 サラリーマンの幸福は一生に良き日が幾日あったかの集計


自分の力相応に生き、軽く仕事をこなす毎日がいいか
自分の力以上の待遇はその人にとって地獄
「あの人は大した力がないのに偉くなった」羨む者は大体はダメで
自分も力以上を望むからさらに破綻の元を作る。
「あの人は大した力がないのに偉くなった気の毒だ陰ながら部下だから助けてあげよう」
これが後日必ずものを言う。



■13話 友を利用するな、友を売るな。


それは友人仲間の不審を買い貴方に貴方の会社に結局、大損をもたらす。



■14話 友は一生、会社は一時


友の為にならなくて、何の出世ぞ。
友が心から喜んでくれる為には、友の為に尽くせ。
職権乱用、公私混合をしても、友の為に尽くす為の心意気こそ男の中の男。



■15話 サラリーマンは母系家族


女房病気の時困る。嫁の生家の近くがいい。



■16話 サイクルは種々に


一部は、転勤スベてを得々
一部は専門的に長く同じ仕事
一部は同じ場所で脇役が務まる人



■17話 人事の要諦2


人事には成績優秀者が多いが、成績不良の人、成績中位の人も必要である。
しかし、この3パターンの人は同じ仲間でないと話さないことがある。
風通しをよくする為の配慮が必要である。



■18話 部下の秘密を守れ


自ら、口が固いという人や、酒を飲む人は危ない



■19話 人事担当者には以下の人がよろし


イ 出世主義でない人。
ロ 若い時に大病、死生の間、転職、家族苦などで苦労を味わいそこから這い上がって来た人を選べ。
ハ 明日は見えずとも10年後が見える人。



■20話 人事が出張して事務所に行く時


一人一人の経歴を用意してよく読み
一人一人に所長と隔てた所で2人のみで話を聞け
事務所にゆかない時は
出口でひとりひとり名前を聞いて握手し不満を感じ、覚えておきなさい。



■21話 自己申告


不満希望には、不実行でも答えよ。
アンケートもその情が大切
所長は部下の不満を隠したがるので
アンケートは所長が見ない様直接取る事
所長は優秀な部下の転出を嫌う(自分の成績に影響するから)
そうすると優秀なものは会社をやめるから、会社は人材を失う。



■22話 人事配置


次席に全様を与えて上司に予めそれを告げておく事も必要。以下の要領でいうべし。
「あなたの評判はあまりよくない上に評判のよいあの部下も使えないようなら貴方の使う道は大変せまくなる。
このままならば貴方のほうが転勤になる可能性があります。
私は、次席に安心して安眠し次席が大変と思えば直接私に言ってくるようにしてあるが承知してくれ。」



■23話 部下の畏怖(いふ)しない上司は駄目


私自身はこの席に座っておる事が多く。
部下の働きも、サッパリ分からぬから
書いたものを信用するしかない。
したがって貴方の書いたものを信用する。
私をだます事は易しい。
私をだましたら必ず恩人が来て復讐するだろう。
私に正直に相談してくれれば必ず会社に残り
貴方の味方になってみせ、全力をつくしてやる。



■24話 やめて行く男はとめない


本人は何か月も家庭とも相談して決めたのだから
有能でも残ったものを指導してやってゆくのが私の務。
但し、有能な男には、人間には錯覚や失敗があるから
困れば、俺を頼って来い。
俺がこの職にいる限り、復職に努力しよう。



■25話 駄目男をクビにする前に


本人に行く先の希望を聞き
次に本人の希望する所に希望先の上司に頼んで行かす。

貴方の評価は貴方には聞かないが上司に1年後に聞いて
いらないと言われたら。

私のいう所に行きなさい。それで駄目なら
行く所が無い訳だから、自宅待機、給料減給とする。
どの職業にも、その職業は向かないが他の職業なら向いているかも
知れない職業があるものだ。
その間、貴方は毎日それを探せ。
やめるか、言うとおりにするか、音をあげるか。



■26話 規律は守れ


勤務先で帰りたくわざと評判の悪い者は帰さない
反対は、国にやる。



■27話 規律は守れ


有能なる者、支店から取る時には
別の有能な者に入れ替え、必ず彼の考える仕事は守る。
新転地においても、その備えをしておく
次からの信用は得られる。



■28話 企業にも最低の倫理あり


会社はまもらなくても貴方は自分の倫理を守れ
若し、それが不適当なら出世しないだろう。
しかし、それが貴方の実力である。
だから他人の認識に従え。
若し、それが後年、正しかった事が証明されたら、
貴方は自信をもつべき
出世しなくても毎日が心よく過ごせる。



■29話 近頃の若い者はという


そういう上司に大した奴はいない。
若い者はいつも老人と意見が違う。何千年もの間ずっとそうであった。
それは、その若いものが老人になった時も同じ。
それは生きた時代が違うからである。

優れた者は
同じ日本人の同士として
若い人を信用して、その力を伸ばし、時代感覚を表してみる。
貴方が若いときに見た、感覚として。



■30話 老化


頭が固定して違う考えが受け入れ難くなれば、貴方の年は若くしても既に老人。
貴方の頭が柔軟なら、年は取っても、貴方は青年。



■31話 日本女性の特性


女性は理論でなく本能で考える。
理由もなく結論をだす。それはソクラテスの妻は悪妻で有名である。
そして彼はいう。
「理由もなく結論を出す者は説得は出来ない。」



■32話 暖かき家庭には最後迄不良の子孫なし


不良になっても帰る場所があれば必ず帰って来る。
愛深き母ではなく暖かい家庭である。
不良になってから正道に帰った者こそが信の正道であり、不良にならなかった者より強し。
子供は親の目をかすめて幾らでも不良に成り得る。子供を信用し、自立させよ。



■33話 母娘は死ぬまで親子であるが


父子は、或る年齢になれば競争相手。一人前にして出すにしかず。



■34話 男の出番


娘、息子が学校嫌いになった時。

男の出番
普段から暖かき家庭
家庭を犠牲にしての仕事は実力ではない。
やがて会社に捨てられるか、本人の病気か
必ず努力しても実力相応になる。



■35話 子供からの点数が、一番上がった時


親として愛情を感じた時をこれとする。それは眠れず目が覚めた時で、雪が降る朝、傘を届けた時である。



■36話 子供の学校だすまでは親の義務


学校を出れば自分で稼げ。



■37話 可愛い子には旅をさせ。




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