雨水貯留・浸透施設の施工

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荷重限界

実際どのように荷重限界による破壊(座屈)がおきているか。

「土の盛り過ぎによる」

工事中の荷重限界による破壊(座屈)

1.途中でやめないで。

全然違う場所で配管や基礎工事で掘削された土が現場内に運搬され、プラスチック雨水浸透槽、雨水貯留槽の上部に放置されるなんて事はよくあるはずです。さらに、勘違いがあります。土を放置する場合の荷重制限は、短期許容応力ではありません。長期許容応力で考えなければなりません。メーカーもこの判断には少し苦しんでおりますが、何時間までを短期とするという事には見解が分かれておりますので、土の放置は一時間までなら短期でそれ以降は長期でと考えるのが常識と考えて下さい。つまりダンプアップした土は、一時間以内に長期荷重の範囲内に敷均しをしなければなりません。長期荷重の範囲まで埋戻しをしてる最中に、中断して他の仕事をするなど、ほんとうに現場ではよくありますが、これはあなどれない事です。

2. 知らなかったでは、済まされないから対策として

「荷重制限あり」、といった仮設看板やロープを上部にかけていただくのは如何でしょうか。業界でも動きは多少ありますが、十分効果はあると思われます。

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